第66回四国高等学校ラグビーフットボール選手権 Bブロック 1回戦

6月15日(金)

3年ぶりの出場となった四国選手権大会(3年前はAブロック準優勝。Bブロック出場は4年ぶり)。優勝しても上の大会につながることがない大会であるが、公式戦の経験、勝利のために準備や段取りすること、などたくさん得るものがある。GW以降、中間考査・修学旅行・四国代表練習会・セブンズ県予選・県総体(10人制)とチーム作りが分断してしまうこの時期、、、四国大会への調整はとても難しい。

三島 19-17 高知中央
(前半 7-7)
(後半 12-10)

初戦の相手は、昨年の四国大会の王者「土佐塾高校」に1トライ差で敗れてBブロックに出場となった高知中央高校。昨年からトンガ人留学生の破壊力を武器に四国内での強豪校になってきている相手である。身体の小さな三島は、1:低いタックル・ダブルタックルの精度、2:ボールの動くスピード、3:アタックの継続を勝利のテーマに挑みました。

60分間、低いタックルを継続することができましたが、後半25分にトンガ人留学生に3本目の逆転トライを取られて14-17。しかし、ここから三島の勝利への執念が・・・。まず、トライ後のコンバージョンへ猛プレッシャー(その前にもプレッシャーを与えて外させる)し、チャージ。3点差で残り4分を迎えました。そして、敵陣深くで得たラインアウト、得意のモールを組むも途中でノックオン・・・万事休すかと思いきや、ラストワンプレーのスクラムで猛プッシュでターンオーバー。そのボールを継続し、最後は、SO定岡がゴールラインに飛び込み、逆転トライ。

レビューすると、試合の内容は、非常に悪く、唯一低いタックルと、そして勝利への執念のみがGOOD。しかし、勝利して反省できるわけですから、決勝に向けて、BADを修正し、六年ぶりのBブロック優勝を成し遂げよう!