6月19日(金)
本日、高知県春野総合運動公園にて四国選手権大会の1回戦が行われました。Aブロック(1位ブロック)への2年ぶりの出場です。相手は、昨年の四国選手権大会Aブロック準優勝の土佐塾高校(高知県代表)で、非常に身体能力溢れる選手が多く実力のある強豪校です。4月12日(日)に四国選手権大会愛媛県予選へ向けての強化練習を土佐塾高校と合同で行った際には、すべての局面で圧倒され、かなりのスコア差をあけられ、力の差を見せつけられました。よって、本日の試合は約2か月でどれくらい差が縮まったかをはかる大切なゲームでした。
三島 22-17 土佐塾
(前半 7-10 , 後半15-7)
開始早々は、緊張から選手の動きがかたく、土佐塾に攻め込まれますが、T.Oから相手陣に攻め込むとラインアウトからモールであっさりと先制点。敵陣に入ればスコアできるという自信を得ながらも、その後、相手陣に入ることができず。自陣に釘付け。そして、LOのミスやペナルティーから後半終了間際に2トライを献上し、逆転され前半を終える(7-10)。「敵陣でのプレー時間を長くすること」「LOのサイン修正」を後半の修正箇所とし、後半のキックオフ。しっかりと修正し、後半開始2分・8分と連続トライで、17-10と逆転に成功。しかし、ここからFWが少し失速し、ATモールでアクシデンタルオフサイドを連発し、リズムに乗れない。ダメ押しができないまま時間が流れ、後半21分に同点トライを献上し、残り8分間の攻防となる。ゴール前まで攻めるもミスで攻めきれず取りきれず、遂にラストプレー。土佐塾もゴール前から果敢にBK展開。そこにBKがプレッシャーをかけ、TO。最後はそのTOラックからキャプテンの宇都宮がトライしノーサイド22-17で勝利、決勝進出。
チームも個人も課題の多いゲームでしたが、個の能力で上回る土佐塾高校にスコアで勝れたことは、収穫です。あくまでも、花園予選・花園までの通過点。この通過点において、選手一人ひとりが学びの多い試合をできていることが、宝物です。落とさないように、忘れないように、無くさないように、たくさんの宝物を拾い集めながら、11月の花園予選・12月末の花園に向けて、一歩一歩、力強く前進したいと思います。
21日(日)、2年ぶり3回目の四国チャンピオンに向けて、戦います!